空気中の湿度を測定する湿度計を選ぶなら、センサーが防水になっているタイプが狙い目でおすすめだといえます。理由は湿度計だからといって全ての製品が防水とは限りませんが、非防水と知らずに水を掛けてしまったり、水没させる恐れからセンサーの故障を防げることにあります。つまり取り扱いの難易度が下がりますし、不慣れな人がうっかり壊してしまう事態も避けられるわけです。一方ではセンサーが防水タイプの方が耐久性が高く、湿度計の寿命にも期待できることが理由の1つに挙げられます。
非防水だと高湿度には耐えられても、水滴や水溶性の液体には耐えることができず、信頼性の低下や故障に繋がる恐れがあるので注意です。湿度計のセンサーが防水であれば、場所を選ばず持ち運んだり設置して使えますし、精度にも期待できるので多用途に活用できます。温度差による結露が生じるような場所であっても、防水タイプの湿度計ならセンサーの故障を心配せずに、安心して使うことが可能です。比較的手頃な価格帯の製品なら、うっかり壊しても懐は痛みにくいですが、高額な価格帯の業務用となるとそうもいかないです。
業務用は特にメンテナンスや修理費用も高くつくので、壊れにくいタイプの製品を選びたいものです。ただ防水といってもどこまで耐えられるかは製品によりますし、防塵はまた違った指標ですから、塵埃も気にするのであればこちらもチェックして比較検討して選ぶことをおすすめします。